同棲から一ヶ月経過した
三連休だというのに台風。今年の夏は天気も悪く気温も低く大変ガッカリです。皮膚焦げてんじゃない?レベルに照りつける太陽が好きなのに…このまま冬に突入かなあ。残念。
表記の通り、同棲からちょうど一ヶ月が経過した。
引っ越し直後の夏期休暇中はイライラマックスで同棲ツラくね?状態だったが、仕事が始まると思ったより大丈夫だった。通勤時間が延びたので(今までがバスで10分だったので甘えすぎてた。今でも世の中的には舐めるなよってくらい近い)、5時半過ぎに起きて7時に出勤し、だいたい20時前後には帰る生活。
寝るまでの3時間くらいを一緒に過ごす。うん。思ったより平気だった。むしろ仕事で嫌なことがあった時、家に帰って他人と話すと気分転換になってよいことに気付いた。
不安はもちろん尽きない。将来やっていけるんだろうか。友達が結婚した話を聞くと不安になる。へー大企業かぁとか、良いとこ住んでんなぁとか、貯金してんだろなぁとか、ただの私の妬みなんだけども。しかも自分も大して稼ぎないくせに人に言える立場か?と。
まぁいいや。すごい優しいし、一緒にいて楽しいし、もちろんちょいイラは毎日のようにあるけど、まぁこんなもんだろ。
というのが同棲一ヶ月の状況。
ちなみに引っ越し高すぎてお金なくなったので趣味ごとにまったくお金使えない。ツライ。
以下、電車の中で読んだ本の備忘録。私は本を読むのがめっっちゃ早い。本当は文章のキレイさとか表現方法をじっくり楽しみたいとか思ってるけど、そんなの御構い無しにバーーッと読んでしまう。
「彼女が名前を知らない鳥たち」
素晴らしかった。ストーリーはミステリーと言えないレベルで即オチバレするものの、主人公の十和子の感覚とか世界の見え方に引き込まれて怖くなる。映画化するらしく楽しみ。私の貧相な語彙ではすごいしか言えないけど、ぜひ読んでほしい作品だった。
「さらば荒野」「碑銘」
これはブラディドールシリーズの1, 2作。キャラ立ちが凄くてライトノベルみたいだった。最早キャラ萌えで読める小説。台詞がいちいちかっこよすぎて笑えてくる。あとひとつ心に残ったセリフは「よく磨かれたグラスに酒を注ぐのが好きだ。人生はこんな風にひとつ好きなことがあれば十分じゃないか」ってやつ。私は洗濯が好きで晴れた日にタオルが並んでるの見るのが至福。畳むのも好き。あとライブ後帰宅してカップ焼きそば食べるのが好き(いつも食べる)。これで充分なのか。
「禍家」
三津田さんの作品の中では軽い系の小学生主人公のホラーもの。終わりがえっ?って感じだったが途中の家の中で怪奇現象が起こる描写は非常に怖くて良かった。ただ物語があまり解決されてない。結局祠の神はどこいったのだろう。この方の作品は今のとこ「のぞきめ」が一番良かったかなあ。
「ルーム」
交流のなかった東京で一人暮らし中の姉が死に、その遺部屋整理に訪れた妹が発見したのは胎児の白骨だった、というお話。オチはホラーでもなくミステリーでもなく不思議な終わり方だった。しかし東京で一人働く女の悲哀がバシバシ描かれてて胸がえぐられた。親の期待に答えていい大学、いい就職先、と頑張ってきたのに、アラサーになった途端結婚は?子供は?介護は?と言われる悲哀。私は専業主婦の妹より、必死で頑張ったのに女は結婚と言われブチギレた姉に感情移入した。
本代たけえな、図書館いこ…。