ここは地獄ですか?

好き 映画/本/MUCC/女王蜂/お酒と甘いもの

2017年10月12日(木) 蜜蜂ナイト3 ~私が売る春、僕は青い春~」

行ってきました!会社を定時で上がり、ダッシュで恵比寿リキッドルームへ。19時すぎに着くとすでにゲストのスーパービーバーが始まってました。喉が渇いてたのでレモネード一気してから会場に。入って左手のスロープからステージがよく見えたので、正面には回らず右手から参加。斜めだったので足が若干疲れたものの素晴らしい視界でした。

以下、曖昧な感想文







スーパービーバー

お初でしたが第一印象は「あ、イケメン」でした笑。ボーカルさんの折れそうな細さが好き。カッコいい。曲は見事に一曲も知らない状態だったのですが、とても良かったです。ラスト近くの「ずっと愛し続けなくてはならない〜」「カッコ悪いから〜」みたいなことを言い続ける曲が非常に良かった。そうだよ、自分で決めたんだから途中でやめちゃいけないんだよ!やめたいよ!でも頑張るよ!と、勝手に一人感極まってた笑。

MCはあまり覚えてないのですが、「女王蜂カッコいい」と何度も言ってくれて嬉しかった。あと音がめっちゃ良かった。楽器隊もボーカルマイクも音割れが無くてすごい聴きやすかった。なにもきこえねーよ!みたいなやつ結構あるからね…。お陰で歌詞もちゃんと聞き取れた。あとボーカルの人にこんなこと言うの失礼かもしれないけど、歌がうまかった。



女王蜂

アヴちゃん可愛かったあああああ!!!ドラゴンボールみたいな謎の上着に、赤色のチアガールのような腹出しミニスカートだった。相変わらずスタイル良いよ!あと視界的に下手のやしちゃんがよく見えたんだけど、相変わらず美しくて素晴らしい。ムチッと感がたまらない。セトリは覚えてないのですが、アルバム「Q」からは、ボーイミーツガール、失楽園、雛市をやってくれたかな。あとデスコ、ヴィーナス、金星とノリノリな曲ばかりで終始楽しかった。

MCは、

・スーパービーバーとはフェスで一緒になった時「かっこいいですね」って声かけてくれて、その後喫茶店で四時間くらい喋って対バンしたいねって話になった。お酒も飲まず喫茶店で。

・かっこいいバンドにはかっこいいファンがついてる。

・よくアヴちゃんがステージに現れると空気がヒリつくって言われるけど、生まれ持ってのものかな?←可愛い

・スーパービーバーは東京生まれの4人だけど、私達は神戸から東京に上京してきて…ほんとお仕事って大変だって思いました。次はお仕事について歌った曲でラストにします、で「雛市」。これほんと、雛市を「仕事について歌った」と言ってくれてなんかホッとしたんですよ。平日夜にこの曲を聴きながら、何度涙したか笑。仕事ソングとはっきり言ってくれて、フワフワしてたのがストッと落ちた感じ。

アンコ

MCで告知。年内ライブはクリスマスの生誕ライブだけですが、代わりにロッキーホラーショウの舞台に女王蜂が全員出ます!とのこと。知ってた。めちゃ行きたい…が、舞台高い…涙。引っ越し後で貧乏なので無理かなあ行きたいなあ。あと、年明けにミニツアーで「キュービーホラーショウ」やるらしいです。これはチケット取りましょう。

そして、「対バンでバラードやるの恥ずかしいんだけど、みんなに心を開いたということで…」で、告げ口。とんだバラードテロだわ笑。

…しかし、今回の女王蜂は音が割れ気味だったかな?位置の問題かもしれないけど、音が大きすぎて聴きづらかったな。スーパービーバーがめちゃ音良かったから、ちょっと気になってしまった。


21時ちょいに終わり、帰りはサラリーマンに紛れて電車に揺られ、途中で座れたので爆睡し、23時前に帰宅。いつものカップ焼きそばを食べておやすみ。


あー楽しかった。楽しかったな。

出張だった

今日は出張でしたが、1人だったので空き時間に喫茶店いったりのんびりしてました。まぁ会議タイムは遥かに目上の人相手だったのでペコペコペコペコしてて疲れたんですが。そんなん無理だっつーの!という旨を丁寧に伝えてきました。


先日、友達と遊んだんですが、なんか誰と会ってもいっつも同じ話してる。独身の友達とは結婚とか仕事の話。既婚の子とは旦那とか生活費とかそんな話。飽きた。


もっと違う話できる友達が欲しいなぁ。最近みた映画とか本の話とか。ひとりだけいるけど、その子は地元にいるので年に二度会えればよい方。いつも会ったらハマった作品とか舞台が好きな子だから良かった舞台の話とかしてる。あー会いたいなあ。そういう話がしたい。


結婚とか仕事の話でもできる相手がいるだけいいのかな。


社会人になって友達できる人って凄いな。

同棲から一ヶ月経過した

三連休だというのに台風。今年の夏は天気も悪く気温も低く大変ガッカリです。皮膚焦げてんじゃない?レベルに照りつける太陽が好きなのに…このまま冬に突入かなあ。残念。




表記の通り、同棲からちょうど一ヶ月が経過した。

引っ越し直後の夏期休暇中はイライラマックスで同棲ツラくね?状態だったが、仕事が始まると思ったより大丈夫だった。通勤時間が延びたので(今までがバスで10分だったので甘えすぎてた。今でも世の中的には舐めるなよってくらい近い)、5時半過ぎに起きて7時に出勤し、だいたい20時前後には帰る生活。

寝るまでの3時間くらいを一緒に過ごす。うん。思ったより平気だった。むしろ仕事で嫌なことがあった時、家に帰って他人と話すと気分転換になってよいことに気付いた。

不安はもちろん尽きない。将来やっていけるんだろうか。友達が結婚した話を聞くと不安になる。へー大企業かぁとか、良いとこ住んでんなぁとか、貯金してんだろなぁとか、ただの私の妬みなんだけども。しかも自分も大して稼ぎないくせに人に言える立場か?と。


まぁいいや。すごい優しいし、一緒にいて楽しいし、もちろんちょいイラは毎日のようにあるけど、まぁこんなもんだろ。


というのが同棲一ヶ月の状況。

ちなみに引っ越し高すぎてお金なくなったので趣味ごとにまったくお金使えない。ツライ。







以下、電車の中で読んだ本の備忘録。私は本を読むのがめっっちゃ早い。本当は文章のキレイさとか表現方法をじっくり楽しみたいとか思ってるけど、そんなの御構い無しにバーーッと読んでしまう。

「彼女が名前を知らない鳥たち」

素晴らしかった。ストーリーはミステリーと言えないレベルで即オチバレするものの、主人公の十和子の感覚とか世界の見え方に引き込まれて怖くなる。映画化するらしく楽しみ。私の貧相な語彙ではすごいしか言えないけど、ぜひ読んでほしい作品だった。

「さらば荒野」「碑銘」

これはブラディドールシリーズの1, 2作。キャラ立ちが凄くてライトノベルみたいだった。最早キャラ萌えで読める小説。台詞がいちいちかっこよすぎて笑えてくる。あとひとつ心に残ったセリフは「よく磨かれたグラスに酒を注ぐのが好きだ。人生はこんな風にひとつ好きなことがあれば十分じゃないか」ってやつ。私は洗濯が好きで晴れた日にタオルが並んでるの見るのが至福。畳むのも好き。あとライブ後帰宅してカップ焼きそば食べるのが好き(いつも食べる)。これで充分なのか。

「禍家」

三津田さんの作品の中では軽い系の小学生主人公のホラーもの。終わりがえっ?って感じだったが途中の家の中で怪奇現象が起こる描写は非常に怖くて良かった。ただ物語があまり解決されてない。結局祠の神はどこいったのだろう。この方の作品は今のとこ「のぞきめ」が一番良かったかなあ。

「ルーム」

交流のなかった東京で一人暮らし中の姉が死に、その遺部屋整理に訪れた妹が発見したのは胎児の白骨だった、というお話。オチはホラーでもなくミステリーでもなく不思議な終わり方だった。しかし東京で一人働く女の悲哀がバシバシ描かれてて胸がえぐられた。親の期待に答えていい大学、いい就職先、と頑張ってきたのに、アラサーになった途端結婚は?子供は?介護は?と言われる悲哀。私は専業主婦の妹より、必死で頑張ったのに女は結婚と言われブチギレた姉に感情移入した。


本代たけえな、図書館いこ…。

おんなともだちだいじ

今日は大学時代からの女友達とご飯に行ってきた。横浜。なんかもー疲れてため息しか出なくて弱音吐きまくりの大変困る状態のメンヘラちゃんだったにも関わらず優しく話を聞いてくれて、非常に嬉しくてありがたくてガチで涙ぐみつつ女友達って大切だな…としみじみ感じた。


この年になると結婚してる友達が増え、遊ぶときも旦那や彼氏を交えたホームパーティ的なものを提案される事が増えたのだが、私はそのてのイベントが嫌いだ。私だけの領域に入ってきて欲しくないと思ってしまう。女友達なら女友達だけ、同期なら同期だけで会いたい。しかし感じ悪いかな…と思いホームパーティを断らずにいる。面倒臭い。


がんばれー自分、と言い聞かせつつ帰宅の途に着いてます。本買ったし、夜はゆっくり読書だな。

ひとりになりたい

ついに1人の天国を抜け出して引っ越した。


この4日間、部屋の片付けや買い物までずーっと一緒。寝ても覚めても朝ごはんも昼ごはんも夜ごはんもずーっと一緒。夜コーヒー飲みつつテレビ見るときもずーっと一緒。


まじでやばい。

まじで疲れた。

まじでしにそう。

些細なことでイライラする。


ひとりになりたい。笑







今日は向こうがちょっと遠いジムに出かけたため、4日ぶりに1人で部屋の掃除をして昼ごはん作って食べて、買い物に行った。


天国かよ…






ヤバイよ、今は夏季休暇で心も身体も元気だというのにこのざまでしょ?仕事はじまったらどうなるんだ?やばくね?私ヒステリー起こすんじゃね?


世の中の結婚してる人凄すぎる。

線路が見える家に引っ越す


題名の通り、引っ越すことになりました。



神奈川県の真ん中、戦闘機が頭上を飛び交う町。

坂の途中に建っている築20年のそこそこ小綺麗なマンションで、窓を開けると坂の下に線路、その向こうに山が見える。

すぐ隣は小学校で、ちょっと行くとお墓がある。


同棲です。喧嘩しまくりもう別れるかと思ってから何とか持ち直し、取り敢えず一緒に住んでみる事にした。別れても私一人で住める家賃という保険付き。

思えば大学進学で実家を出て一人暮らしを始めてもう10年近く経つ。あまりにも快適すぎて人と暮らす感覚が思い出せない。大丈夫だろうか。まあ喧嘩はすんだろな。


という近況。





に加えて、実は4月のムック脈拍ツアーファイナル以降一度もライブに行ってない。他バンドも他ジャンルも一切。引っ越して落ち着くまではライブ断ちしようと思いまして。お金かかる趣味だし、「実はライブ行かなくても他の趣味で楽しめるんじゃないか」「一人でポツンとライブに参加するより友達と遊び行く方がいいんじゃないか」とか思って、ちょっと離れてみようかと思ったのです。

いや、しかし無理だね。ライブ行きたくてストレス溜まる。チケット取っちゃったよ、取り敢えず直近で残ってたDEZERTのリキッド。はー楽しみ。

おねえちゃんの話

*この記事はフィクションです(ということにしといてください)




最近仕事が〜とかメンタルが〜とかぐちぐち言ってましたが、実は全悩みの頂点に立つ「おねえちゃん」について触れたことはありませんでした。割とデリケートな話題なので家族以外に一切喋った事がありませんでしたが、匿名だからいいかなと。


私にはふたり、姉がいました。


とはいえ1番上の姉は母親の胎内にいる頃に亡くなってしまったので、私は会ったことはない。妊娠何ヶ月かの時に心臓が止まってしまい、テニスボールくらいの大きさで命を失ってしまったらしい。実はこの話を聞いたのは最近で、大学進学で実家を出た後だった。知り合いが学生結婚からの妊娠をしたという話をした際、いきなり「おねえちゃん」の話をされた。驚いた。のと同時に、こんな秘密を抱えたまま何食わぬ顔で家族をしていた両親にちょっとゾッとして、しょせん他人なんだなぁとしみじみ感じたのを覚えている。


ということで、現在この世にいるのは年の近い「おねえちゃん」一人である。


おねえちゃんは去年30歳を迎え、もうすぐ31になるのだが、実は発達系の障害を抱えていることがつい最近判明した。ニュースとかで頻繁に報道されてるから知ってる人も多いと思うが、アスペルガーとか多動性とかそういうやつだ。確かに昔から「自分の話を延々とする」「人の目を異常に気にする」「ちょっとしたことでヒステリーを起こす」「酷いことを散々言った後ケロッと話しかけてくる」「物忘れが激しい」「ぜんぜん関係ない話を始める」といった傾向はあったが、変わってるね〜の範囲内だった。しかし仕事を始めるとこれらの特性が致命的で、上司に怒られ、周りに疎まれ、職場を転々とすること八年、とうとう病院で「発達系の障害の疑いがある」との診断を下された。


これがつい半年ほど前。この話を聞いた時、私はショックで一週間ほど抜け殻のように仕事をしていた。これは当事者の体験談ではなく、その妹の正直な感想なので、不快に思う人もいるかもしれない。でも正直「えっ?じゃあ私が子供を産んだら遺伝する可能性があるの?」「結婚するとき身内に発達系の障害を持つ人がいるって言ったら、嫌がられるかもしれない」と思った。

そして自分に隠されていた事実を知ってから、おねえちゃんは荒れたというか、ヒステリーが顕著になった気がする。両親はどちらも企業でフルタイム勤務しており、収入が高い。両親がおねえちゃんの家賃やら通院代やら生活費やらを援助することになり、おねえちゃんは通院しつつ簡単なアルバイトをすることになった。こんなに面倒を見てもらってるのに、おねえちゃんは両親に暴言を吐き、ヒステリーを起こす。「障害をもって産んだのはあんたたちでしょ!」おかあさんはストレスでどんどん痩せていく。一方、おとうさんはストレスでどんどん太っていく。

それなのにこの前おねえちゃんと会ったら高いレストランに連れてかれた。お代は割り勘。「ここのご飯おいしいんだよね〜」と言っていた。は?私が自分の給料で節約節約の毎日を送ってるというのに、あんたは親の金でランチ?ふざけんな。でも文句を言うとまたヒステリーを起こすから私はじっと黙っている。おねえちゃんと別れて家に帰ると、親に電話する。おねえちゃんと会ったと話すと嬉しそうにする。こんなになっても、親はおねえちゃんが可愛いのだ。たぶん私よりも。


おねえちゃんも辛いと思う。最近30歳を超えて、将来が不安で眠れないらしい。親は先にいなくなる。私も不安だ。老後、歳をとって私とおねえちゃんだけが残されたら、どうすればいい?自分で生活できないおねえちゃんの面倒を私がみるの?一生?


なんでこうなったのだろう。実家にいた頃、私とおねえちゃんはとても仲が良かった。二人で深夜アニメを見たり、v系の動画を見たり、地方公演のライブに行ったり。バンドの趣味はあんまり合わなかった。私はムックとか雅が好きだったけど、おねえちゃんはアリスとかキラキラした系が好きだった。一緒にキャーキャー言いながらライブ動画を見ていた。おねえちゃんは変わってるけど好きだった。背が低くてちょっとぽっちゃりで顔は私より可愛いし、背がでかくて痩せてて口の悪い私と正反対だった。おバカだったけど、私の成績が良いのを自慢にしてくれていた。何の問題もないと思っていた。この前、実は高校でトラブルを起こしたり、不登校気味になったり、コースを変えたり色々あったと聞いて驚いた。私は部活やら塾やらでいつも帰りが遅かったせいか、全く知らなかった。


おかあさんの胎内で命を終えた「おねえちゃん」がこの世にいたらどんな風になっていただろう。今の「おねえちゃん」がテニスボールの大きさで心臓を止めていたら、私はいま、仕事だの彼氏だの、そういう普通の悩みしか抱えていなかったのだろうか。


ああもう、何を言いたいのか完全に内容を見失ってしまったけど、とりあえず「おねえちゃん」への、何て言うんだろう?愛憎?たぶんまさに「愛憎」がブチブチと腹の中で煮えくり返ってどうしようもない。


これが最近の、ここ半年の、たぶんこの先も一生付きまとう、私の最高の悩みでした。


ちゃんちゃん。









*これはフィクションです。